1. 形骸化すると起きる“あるある事故”3選(そして防ぎ方)

ブログ2025.12.27

形骸化すると起きる“あるある事故”3選(そして防ぎ方)

形骸化すると起きる“あるある事故”3選(そして防ぎ方)






Day3:形骸化すると起きる“あるある事故”3選(そして防ぎ方)







形骸化すると起きる“あるある事故”3選(そして防ぎ方)






はじめに


「うちは小さいから、なんとかなる」


この言葉は、平時は優しさになります。でも緊急時は、判断を遅らせる毒になることがあります。



中小企業は意思決定が速い一方で、頼れる人や代替が少ない

だから、形骸化のダメージが大きいんです。







あるある事故①:連絡先が古くて連絡がつかない


緊急時に最初に必要なのは、才能でも根性でもなく連絡です。

連絡網が古いと、初動が止まります。



防ぎ方(1分)



  • 連絡先の最終更新日を記入する

  • 退職・外注変更・取引先変更があったら、その場で更新する



連絡がつかない時間は、そのまま売上・信用の損失に直結します。

「更新の手間」より「止まる損失」のほうが大きい場面が多いです。





あるある事故②:優先順位が決まっておらず、全員がバラバラに動く


「全部大事」は、緊急時には「何も決まっていない」と同じです。



優先順位がないと、たとえば…



  • 現場は復旧を急ぐ

  • 事務は請求を優先する

  • 経営者は顧客対応に追われる



このように動きが分散して、統一した判断ができません



防ぎ方(3分)



  • “止めない仕事TOP3”をもう一度決める

  • それ以外は「後回し」と明記する(勇気が要るけど、これが効く)



「後回し」を決めるのは冷たさではなく、守るものを守るための優しさです。

緊急時は、選ばないと守れません。





あるある事故③:代替手段が机上で終わる


「クラウドに入ってます」→ログインできない

「在宅でできます」→VPNや権限がない



この“机上の代替”は、かなり多いです。

書いてあるのに使えないと、緊急時に二重で焦ります



防ぎ方(5分)



  • 今日、実際にログインしてみる

  • 予備の手段(スマホテザリングなど)で接続してみる

  • できなかったら、そこが改善ポイント



ポイントは「本番で初めて触らない」ことです。

1回でも触っておくと、緊急時の恐怖が減ります。





今日からできる「1回10分の更新」テンプレ



  • 連絡先:更新(1分)

  • TOP3:確認(2分)

  • 代替:1つ動作確認(5分)

  • メモ:変わった点だけ追記(2分)



これで、BCPは「紙」から「武器」になります。





まとめ+要約



  • 形骸化したBCPは、緊急時に初動を止める

  • 事故の典型は「連絡先が古い」「優先順位がない」「代替が動かない」

  • 1回10分の更新で、実務として回り始める

  • 小規模ほど“動作確認”が効く





FAQ(3問)



Q1. 訓練までやる余裕がありません。

A. まずは「代替の動作確認」だけで十分です。ログイン確認は訓練の最小形です。


Q2. 優先順位はどう決めれば?

A. 「止まると売上・信用に直結するもの」から3つ。迷ったら“お金・顧客・法的期限”で考えます。


Q3. 外注やフリーランスでも連絡網は必要?

A. 必要です。取引先・協力者・家族まで含めた連絡ルートが現実的です。






記事・相談担当者:井浪(いなみ):Amazon/Kindle 著者ページ


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