1. 大雨・台風が来る前に何を備える?企業と家庭の防災チェック

ブログ2026.09.10

大雨・台風が来る前に何を備える?企業と家庭の防災チェック

大雨・台風が来る前に何を備える?企業と家庭の防災チェック




大雨・台風が来る前に何を備える?企業と家庭の防災チェック




はじめに



大雨や台風が近づいてくると、




「水を買っておこう」

「非常食も必要かな」

「懐中電灯はどこにあったかな」



と考える方は多いと思います。



もちろん、水や食料、懐中電灯は大切です。



しかし、防災の備えを考えるとき、本当に重要なのは、



「防災用品を何個買えばいいか」だけではありません。



考えておきたいのは、




電気が止まったら?

水道が止まったら?

スマートフォンが充電できなくなったら?

スーパーやコンビニに商品が入ってこなくなったら?

会社のパソコンが使えなくなったら?



ということです。



つまり、



「何を買うか」ではなく、「何が使えなくなったら困るか」から逆算して備える。



この考え方が大切です。



家庭と会社では、必要な備えも少し違います。



家庭では、家族が数日間生活できるための水、食料、トイレ、薬、電源などが重要になります。



企業では、それに加えて、




従業員の安全確保。

重要データ。

顧客情報。

業務継続。

取引先への連絡。

店舗・事務所・倉庫の設備。



なども考えなければなりません。



Day4では、単なる「防災グッズ一覧」ではなく、



「自分の家庭・会社では何が止まると困るのか」



という視点から、防災の備えを整理していきます。






目次




  1. 備えは「物」より先に「困ること」を考える

  2. まずは飲料水と食料を備える

  3. 意外と困る「トイレ」の備え

  4. 停電に備えて何を準備する?

  5. スマートフォンと通信手段を守る

  6. 薬・衛生用品・家族ごとの必需品を忘れない

  7. 会社では人だけでなく「仕事が止まる原因」を考える

  8. 会社のデータと重要書類をどう守る?

  9. 店舗・事務所・倉庫の浸水対策

  10. 防災用品は「買って終わり」にしない

  11. 今日から使える家庭・企業の防災チェック






1.備えは「物」より先に「困ること」を考える



防災用品を準備しようと思うと、まずインターネットで、



「防災グッズ おすすめ」



と検索したくなるかもしれません。



すると、




  • 非常食


  • 懐中電灯

  • ラジオ

  • モバイルバッテリー

  • 救急用品



など、たくさんの商品が出てきます。



もちろん、こうした用品は役立ちます。



ただし、それだけをそろえても、自分たちに必要な備えになっているとは限りません。



例えば、同じ4人家族でも、




乳幼児がいる家庭。

高齢者がいる家庭。

食物アレルギーがある家族がいる家庭。

ペットがいる家庭。



では、必要な物が違います。



会社でも同じです。




飲食店。

建設会社。

製造業。

小売店。

IT企業。

一人で仕事をする個人事業主。



それぞれ、止まると困るものが違います。



そこで、まず次の質問をしてみてください。




  • 電気が24時間止まったら何に困る?

  • 水道が数日使えなかったら何に困る?

  • インターネットが使えなかったら何に困る?

  • 道路や鉄道が止まったら何に困る?

  • 買い物が数日できなかったら何に困る?



この答えが、そのまま自分たちに必要な備えになります。



「防災用品をそろえる」から、「生活や仕事を止めないために備える」へ。



考え方を少し変えるだけで、必要な物が見えやすくなります。






2.まずは飲料水と食料を備える



家庭の備蓄で、最初に確認したいのが飲料水と食料です。



農林水産省では、災害時の食品備蓄について、



最低3日分から1週間分程度を、家族の人数分備えること



を一つの目安としています。



また、水については、飲料水と調理用水を合わせて、



1人1日おおよそ3リットル程度



が備蓄例として示されています。



例えば、4人家族なら、1日分だけでもかなりの量になります。



そのため、災害が近づいてから一度に買おうとすると大変です。



おすすめしたいのは、普段の買い物の中で少しずつ増やしていく方法です。




食料は「非常食だけ」でなくてもいい



防災用の食料というと、長期保存できる専用の非常食を思い浮かべるかもしれません。



しかし、すべてを特別な非常食にする必要はありません。



普段から食べている、保存しやすい食品を少し多めに置いておく方法があります。



例えば、




  • パックご飯

  • 乾麺

  • レトルト食品

  • 缶詰

  • インスタント食品

  • シリアル

  • 乾物

  • 日持ちする野菜

  • お菓子



などです。



普段から食べ、減った分を買い足す方法を、



「ローリングストック」



といいます。



これなら、




「気づいたら全部賞味期限が切れていた」

「非常食を買ったけれど食べ方がわからない」



という問題を減らしやすくなります。




食べ慣れている物を備える



災害時は、普段より大きなストレスがかかります。



そんなときだからこそ、食べ慣れている物があると安心につながります。



特に、




  • 小さな子ども

  • 高齢者

  • 食物アレルギーがある方

  • 食事制限がある方



がいる家庭では、一般的な非常食だけでは対応できない場合があります。



家族に合わせた食料を準備しておきましょう。






3.意外と困る「トイレ」の備え



防災用品というと水や食料に目が向きがちですが、忘れたくないのが、



トイレです。



災害によって断水したり、下水道や建物の排水設備に問題が起きたりすると、いつものトイレが使えなくなる場合があります。



水があるからといって、必ずトイレを流してよいとは限りません。



建物や下水設備の状況によっては、排水することで別の問題につながることも考えられます。



そこで、家庭や事業所では、




  • 携帯トイレ

  • 簡易トイレ

  • トイレットペーパー

  • 消臭用品

  • ごみ袋

  • 手指の衛生用品



などを用意しておくと安心です。



内閣府も、災害への備えとして、食料や飲料水だけでなく携帯トイレ・簡易トイレ、トイレットペーパーなどの備蓄を挙げています。



ここで大切なのは、



「持っている」だけではなく、一度使い方を確認しておくことです。



災害が起きて、暗い場所で説明書を読みながら初めて組み立てるのは大変です。



家族や従業員と一度確認しておくだけでも、非常時の負担を減らせます。






4.停電に備えて何を準備する?



大雨や台風では、停電が発生することがあります。



電気が止まると、単に部屋が暗くなるだけではありません。




スマートフォンが充電できない。

冷蔵庫が止まる。

エアコンが使えない。

Wi-Fiが使えない。

テレビが見られない。

電気で動く給湯設備などが使えない。



といった影響が考えられます。



そこで準備しておきたいのが、




  • 懐中電灯

  • 乾電池

  • LEDランタン

  • モバイルバッテリー

  • 携帯ラジオ



などです。



ただし、持っているだけでは十分ではありません。




懐中電灯は点灯するか。

電池は古くなっていないか。

モバイルバッテリーは充電されているか。



を定期的に確認しましょう。




明かりは「家族全員が場所を知っている」ことが大切



懐中電灯があっても、停電したあとに、



「どこに置いた?」



と探していては困ります。



寝室、リビング、玄関など、すぐ手に取れる場所に置き、家族全員が場所を知っておくことが大切です。



企業でも同じです。



倉庫の奥に防災用品をまとめて保管していても、停電で真っ暗になったときに取り出せなければ使えません。



「どこに置くか」も、防災準備の一部です。






5.スマートフォンと通信手段を守る



現在の防災では、スマートフォンは非常に重要な道具です。



スマートフォンがあれば、




  • 気象情報を確認する

  • キキクルを見る

  • 自治体の避難情報を確認する

  • 家族と連絡する

  • 交通情報を確認する

  • 地図を見る



ことができます。



しかし、停電が長引けば充電できなくなります。



そこで、




  • モバイルバッテリーを用意する

  • 普段から充電状態を確認する

  • 充電ケーブルも一緒に保管する

  • 省電力モードの使い方を知っておく



といった準備をしておきましょう。




スマートフォンだけに頼らない



災害時には、通信がつながりにくくなる可能性もあります。



また、スマートフォンが故障したり、紛失したりすることも考えられます。



そのため、




  • 家族の重要な連絡先を紙にも控えておく

  • 会社の緊急連絡先を紙でも用意する

  • 携帯ラジオなど別の情報収集手段を持つ



といった方法も考えておきたいところです。



便利なものほど、「使えなくなった場合」も考えておく。



これが防災では重要です。






6.薬・衛生用品・家族ごとの必需品を忘れない



防災用品のチェックリストだけを見ていると、自分自身にとって本当に必要な物を忘れてしまうことがあります。



例えば、




  • 常用している薬

  • お薬手帳や薬の情報

  • 眼鏡やコンタクト用品

  • 補聴器に必要な物

  • 乳幼児のミルクや離乳食

  • 紙おむつ

  • 生理用品

  • 介護用品

  • 食物アレルギーに対応した食品

  • ペット用品



などです。



これらは、災害が起きたあとにすぐ入手できるとは限りません。



だからこそ、一般的な防災用品に加えて、



「自分や家族だけが必要な物」



を書き出しておくことが重要です。



家族一人ひとりについて、



「これがないと生活に困るものは何か?」



と考えてみてください。



それが、その家庭の防災用品になります。






7.会社では人だけでなく「仕事が止まる原因」を考える



企業では、従業員の安全確保が最優先です。



そのうえで、災害後の事業継続についても考えておく必要があります。



そこで、まず考えてほしいのが、



「何が使えなくなると、この仕事は止まるのか?」



という質問です。



例えば、




  • 電気がなければ仕事ができない

  • インターネットがなければ受注できない

  • パソコンが使えないと顧客情報を確認できない

  • 電話が使えないと取引先へ連絡できない

  • 道路が止まると配送できない

  • 特定の従業員が出勤できないと業務が止まる

  • 特定の設備が使えないと製造できない



ということがあります。



このように、仕事が止まる原因を一つずつ考えていくと、必要な対策が見えてきます。




「代わりの方法」はあるか?



例えば、




パソコンが使えなければ別の端末で作業できるか。

会社に行けなければ自宅から対応できるか。

いつもの仕入先から届かなければ別の仕入先はあるか。

担当者が出勤できなければ別の人が対応できるか。



と考えます。



つまり企業防災では、



「止めない」ことだけではなく、「止まったときにどう代わるか」



を考えることが重要です。






8.会社のデータと重要書類をどう守る?



水や食料と同じくらい、企業で守っておきたいものがあります。



それが、



重要なデータや書類です。



例えば、




  • 顧客情報

  • 契約書

  • 会計データ

  • 従業員情報

  • 取引先情報

  • 設計データ

  • 業務マニュアル



などです。



これらが入ったパソコンが浸水したり、故障したりすれば、災害後の業務再開が難しくなる可能性があります。



そこで、




  • 重要データを定期的にバックアップする

  • バックアップを同じ場所だけに置かない

  • 必要に応じてクラウドサービスなどを活用する

  • 紙の重要書類を浸水しにくい場所へ移す

  • 重要な連絡先は別の方法でも確認できるようにする



といった対策を検討します。




バックアップは「取っているつもり」に注意



会社でよくあるのが、



「バックアップは取っています」



という状態です。



しかし、




いつ取ったのか。

どこに保存されているのか。

本当に復元できるのか。



まで確認できていないことがあります。



重要なのは、



「バックアップがあること」ではなく、「必要なときに戻せること」です。



平常時に一度、確認しておきましょう。






9.店舗・事務所・倉庫の浸水対策



大雨では、店舗、事務所、工場、倉庫などへの浸水も考える必要があります。



特に、




  • 地下や半地下に設備がある

  • 川の近くにある

  • 過去に周辺道路が冠水したことがある

  • ハザードマップで浸水の可能性が示されている



場合には、早めの確認が重要です。



例えば、




  • 重要書類を高い場所へ移す

  • パソコンなど重要機器を床に直接置かない

  • 商品や在庫を高い場所へ移動できるようにする

  • 屋外の飛ばされやすい物を片付ける

  • 排水口や雨どいなどを平常時に確認する



といった対策が考えられます。



ただし、大雨が強くなってから屋外作業を始めるのは危険です。



物を守るために、人が危険な場所へ出てはいけません。



設備や商品より、人の安全を優先する。



これは企業防災の大前提です。






10.防災用品は「買って終わり」にしない



防災用品を準備すると、少し安心します。



しかし、ここで終わると問題があります。



数年後に確認してみると、




食品の賞味期限が切れていた。

電池が使えなかった。

モバイルバッテリーが空だった。

家族が保管場所を知らなかった。

従業員が防災用品の存在を知らなかった。



ということが起こります。



そこで、防災用品は、



「準備する」+「定期的に確認する」



ところまでをセットにしましょう。




ローリングストックを使う



食品については、普段から食べて、減ったら買い足す「ローリングストック」が便利です。




食べる。



減る。



買い足す。



また食べる。



この繰り返しなら、特別な非常食だけを大量に保管しなくても備えやすくなります。




年に数回「防災確認日」を作る



家庭でも会社でも、



「気づいたときに確認する」



では忘れてしまいがちです。



そこで、年に数回、



「防災用品を確認する日」



を決めておくとよいでしょう。



その日に、




  • 食品の期限

  • 水の在庫

  • 電池

  • モバイルバッテリー

  • 携帯トイレ


  • 家族や従業員の連絡先

  • 避難先



などを確認します。



防災は、一度完成させるものではありません。



生活や会社の変化に合わせて更新していくものです。






11.今日から使える家庭・企業の防災チェック



最後に、ここまでの内容を簡単なチェック項目にまとめます。




家庭の防災チェック




  • □ 最低3日分、できれば1週間分程度の食料を考えている

  • □ 家族人数に合わせた飲料水・調理用水を備えている

  • □ 普段使う食品を活用したローリングストックをしている

  • □ 携帯トイレ・簡易トイレを備えている

  • □ トイレットペーパーや衛生用品を備えている

  • □ 懐中電灯やランタンが使える

  • □ 予備の乾電池がある

  • □ モバイルバッテリーを充電している

  • □ 携帯ラジオなど別の情報収集手段を考えている

  • □ 常用薬を確認している

  • □ 乳幼児用品や介護用品など家族特有の備えがある

  • □ 食物アレルギーや食事制限への備えがある

  • □ ペットがいる場合の備えを考えている

  • □ 家族の連絡先をスマートフォン以外でも確認できる

  • □ 防災用品の場所を家族全員が知っている




企業の防災チェック




  • □ 従業員用の水や必要な備蓄を考えている

  • □ 携帯トイレ・簡易トイレを備えている

  • □ 停電した場合の照明を確保している

  • □ スマートフォンなどの充電手段を考えている

  • □ 従業員の緊急連絡先を確認できる

  • □ 重要データをバックアップしている

  • □ バックアップから復元できるか確認している

  • □ 重要書類の浸水対策をしている

  • □ パソコンや重要機器を浸水しにくい場所に置いている

  • □ 店舗・工場・倉庫の浸水リスクを確認している

  • □ 屋外の飛ばされやすい物を確認している

  • □ 通信が止まった場合の連絡方法を考えている

  • □ 特定の担当者が不在でも業務を続けられるか考えている

  • □ 仕入れ・配送が止まった場合の代替方法を考えている

  • □ 防災用品を定期的に確認する日を決めている



すべてに一度でチェックを入れる必要はありません。



まず、できていない項目を一つ見つけてください。



そして、



今日、その一つだけ改善してみる。



それでも、防災は確実に一歩前に進みます。






「何日分備えるか」だけで考えない



防災では、



「3日分あれば大丈夫」



「1週間分あれば絶対安心」



と単純に考えることはできません。



地域によって状況は違います。




道路が寸断されやすい地域。

離島や山間部。

大規模災害で物流の回復に時間がかかる地域。



などでは、より多めの備蓄が必要になる場合があります。



農林水産省も、地域の状況に応じて、より多めに備えることが大切としています。



そのため、



「全国共通の数字」だけではなく、「自分の地域ならどうか」



という視点を持ちましょう。






まとめ+要約



防災の備えで大切なのは、防災用品をたくさん買うことではありません。



まず、



「電気・水道・通信・物流などが止まったら、自分たちは何に困るのか」



を考えることです。



家庭では、最低3日分、できれば1週間分程度を一つの目安として、家族人数に合わせた食料や水を考えます。



食品は、普段食べている物を少し多めに買い、使った分を買い足す「ローリングストック」を活用すると続けやすくなります。



また、水や食料だけではなく、




  • 携帯トイレ・簡易トイレ

  • トイレットペーパー

  • 懐中電灯

  • 乾電池

  • モバイルバッテリー

  • 常用薬

  • 衛生用品



なども重要です。



さらに、乳幼児、高齢者、食物アレルギーのある方、介護が必要な方、ペットがいる家庭などでは、それぞれに必要な物を追加して考えます。



企業では、従業員の安全確保に加えて、




  • 重要データ

  • 契約書などの重要書類

  • 通信手段

  • 店舗や事務所の浸水

  • 仕入れや物流の停止

  • 担当者が出勤できない場合



なども考えておく必要があります。



そして、防災用品は、



「買ったから安心」ではありません。




食べられるか。

使えるか。

充電されているか。

どこにあるかわかるか。

必要な人が使い方を知っているか。



まで確認して初めて、実際の備えになります。



防災は、特別なことを一度に全部行う必要はありません。



今日できる一つを準備し、定期的に見直していく。



その積み重ねが、いざというときに自分、家族、従業員を守る力になります。






FAQ



Q1.水や食料は何日分備えておけばいいですか?



一つの目安として、最低3日分、できれば1週間分程度を家族の人数に合わせて備えることが勧められています。



農林水産省では、水について、飲料水と調理用水を合わせて1人1日おおよそ3リットル程度を備蓄例として示しています。



ただし、地域や家庭の状況によって必要量は変わります。



物流の回復に時間がかかる可能性がある地域などでは、より多めの備えを考える必要があります。



一度に大量購入するのではなく、普段使う食品を少し多めに置くローリングストックを活用すると続けやすくなります。




Q2.防災用品では、何を優先して準備すればいいですか?



まずは、





  • 食料

  • 携帯トイレ・簡易トイレ

  • 照明

  • 充電手段

  • 常用薬



など、生活を維持するために必要な物から確認するとよいでしょう。



ただし、必要な備えは家庭によって違います。



乳幼児がいればミルクや紙おむつ、高齢者や介護が必要な方がいれば介護用品、食物アレルギーがあれば対応食品などが必要になります。



そのため、一般的な防災用品一覧だけではなく、



「自分たちが使えなくなると困る物は何か」



から考えることが大切です。




Q3.会社では、どのような備えを優先したらいいですか?



まずは従業員や来客の安全確保を優先します。



そのうえで、災害によって業務が止まる原因を確認します。



例えば、




  • 停電

  • 断水

  • 通信障害

  • 重要データの消失

  • 浸水

  • 物流停止

  • 従業員が出勤できないこと



などです。



そして、



「それが止まったとき、代わりの方法があるか」



を考えます。



例えば、重要データのバックアップ、別の連絡手段、代替の仕入先、担当者が不在の場合の代行者などを決めておくことで、災害後の事業再開につなげやすくなります。






参考にしておきたい公式情報



備蓄量や必要な備えは、家族構成、地域、事業内容などによって異なります。



実際に準備するときは、公的機関や自治体が提供している最新情報も確認してください。





また、自宅や会社がある自治体のハザードマップや備蓄に関する案内も確認しておきましょう。






次回 Day5



「誰が・いつ・何をする?」防災を迷わない仕組みに変える



ここまで4日間、




防災気象情報と警戒レベル。

防災情報の確認先。

警戒レベルに合わせた行動。

災害前に準備しておきたいもの。



について見てきました。



知識としては、かなり整理できてきたのではないでしょうか。



しかし、最後に一つ大きな問題があります。



それは、



「実際の災害時に、本当にそのとおり動けるのか?」



という問題です。



例えば会社で、




「警戒レベル3になった。誰が営業継続を判断する?」

「社長と連絡が取れない。どうする?」

「従業員には誰が連絡する?」

「出勤停止は誰が決める?」



と迷っていたら、せっかく防災情報を知っていても判断が遅れてしまいます。



家庭でも、




「誰がおじいちゃんを迎えに行く?」

「子どもは誰が迎えに行く?」

「家族が別々の場所にいるときは?」

「避難先は本当に全員知っている?」



という問題が起こります。



そこで最終日のDay5では、これまで学んだことを、



「実際に動ける防災ルール」



へ変えていきます。



特に、




  • 誰が情報を確認するのか

  • 誰が判断するのか

  • 誰に連絡するのか

  • いつ避難・帰宅・営業停止を決めるのか

  • 責任者が不在ならどうするのか

  • 家族が別々の場所にいたらどうするのか



を整理します。



目指すのは、立派で分厚い防災マニュアルではありません。



「災害が来たとき、迷わず次の一歩がわかる仕組み」



です。



5日間の最後に、自社・自宅用の簡単な防災ルールへまとめていきます。






記事・相談担当者:井浪(いなみ):Amazon/Kindle 著者ページ

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