ブログ2025.07.21
助成金で賢く設備投資!中小企業経営者が押さえておくべきポイント

助成金で賢く設備投資!中小企業経営者が押さえておくべきポイント
「そろそろ設備を入れ替えたいが、予算が厳しい…」
そんなお悩みを抱える中小企業の経営者の方へ。
実は、国が設備投資や賃上げを支援してくれる制度があることをご存じでしょうか?
それが「業務改善助成金」。
この制度を活用すれば、従業員の賃上げと同時に、生産性向上を目的とした設備投資の支援が受けられます。
この記事では、制度の概要・対象条件・活用メリットをわかりやすくご紹介します。
助成金に少しでも興味がある方は、まず相談することから始めてみませんか?
目次
業務改善助成金とは?
業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者が生産性を向上させる設備投資を行い、事業場内の最低賃金を一定額引き上げた場合に、経費の一部が助成される制度です。
例えば、新しい業務ソフトの導入や作業効率化機器の購入などが対象です。
厚生労働省の資料によれば、最大で600万円の助成が受けられるケースもあります。
助成対象と条件
申請可能な企業
- 中小企業・小規模事業者であること
- 助成前に賃上げを実施していないこと
- 生産性向上の計画を持っていること
助成額と要件
賃上げ額 | 助成上限 | 対象従業員数 |
---|---|---|
30円 | 50万円 | 1名以上 |
90円 | 200万円 | 3名以上 |
150円 | 600万円 | 6名以上 |
対象となる設備投資例
以下のような機器やツールが対象になります:
- POSレジ・自動精算機
- 在庫管理・発注システム
- 業務用ソフトウェア
- 業務改善を目的とした機材や作業場改良
助成活用のメリットと効果
助成金を活用した企業の多くが、業務効率の改善・従業員満足度の向上・離職率の低下といった成果を実感しています。
また、賃上げを行うことで求人の応募数が増えるなど、人材確保面でのプラス効果も期待できます。
申請の手順と注意点
- 社会保険労務士・労働局に相談
- 改善・賃上げ計画の作成
- 書類提出・審査
- 交付決定後に実施し、報告
注意:交付決定前の購入・支出は助成対象外です。
必ず、正式な手続きを経てから設備投資を行ってください。
まとめ|「助成金に興味がある方はまず相談を」
業務改善助成金は、設備投資を後押しし、同時に賃上げを実現する中小企業にとって貴重な制度です。
使えるものはしっかり使い、経営を前に進めるためにも、まずは制度について知り、相談することが第一歩です。
少しでも助成金に興味がある方は、お気軽にご相談ください。
記事担当者:井浪(いなみ)
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