ブログ2025.08.14
火災保険の2025年問題|補償内容の軽視がもたらす落とし穴

費用優先で補償削除…保険の意味を見失わないために
2015年に火災保険を10年契約された方が2025年に更新を迎えるなか、費用を抑えようと補償内容を削ったことで、実際の事故発生時に補償が受けられず困ったという相談が多数寄せられています。
この記事は、同様の失敗を防ぐために、保険の中身を重視することの重要性をお伝えする目的でお届けします。
悩んでいる方は、ぜひ私たちにご相談ください。
目次
1. 火災保険「2025年問題」とは
2. コスト重視が招いた実際の相談事例
3. なぜ補償を軽視してしまうのか
4. 地域別・構造別の保険料改定データ
5. 悩む前に相談!FP活用のすすめ
6. まとめ:保険は備え。内容で選ぶべき理由
1. 火災保険「2025年問題」とは
2015年に10年契約された火災保険が2025年に一斉に更新を迎えます。
保険期間は5年に短縮され、保険料は最新の参考純率に基づいて大きく上昇する可能性があります。
2. コスト重視が招いた実際の相談事例
私たちが受けた実際の相談に、「水災特約を外したことで、実際に床上浸水が起こった際に補償が受けられなかった」というケースがありました。
契約時に「保険料が安くなるなら」と軽く見てしまい、結果的に「保険をかけていた意味がなかった」と後悔されていました。
3. なぜ補償を軽視してしまうのか
保険料の上昇に注目が集まると、削れるところは削りたいという心理が働きます。
しかし、保険の本来の目的は“万が一の備え”であり、補償を削ることはその本質を損なう行為になりかねません。
4. 地域別・構造別の保険料改定データ
以下は、損害保険料率算出機構が2023年6月に公表した参考純率改定のデータです(出典:損害保険料率算出機構)。
地域・構造 | 改定率(平均) |
---|---|
北海道(H構造) | +11.2% |
東京都(H構造) | +3.3% |
愛知県(H構造) | +3.8% |
大阪府(H構造) | +24.6% |
福岡県(H構造) | +5.7% |
これらの値上げは、単なるコスト増ではなくリスクの反映です。
だからこそ、保険料と補償内容をセットで見直すことが重要です。
5. 悩む前に相談!FP活用のすすめ
費用対効果を最大化しながら、必要な補償を維持するためには、ファイナンシャルプランナー(FP)への相談を活用してください。
- 生活環境・地域特性を踏まえた補償設計
- 免責額や特約の適切な設定
- 見積比較や必要なコスト削減提案
ご自身だけで判断せず、お悩みの方はぜひ私たちにご相談ください。
6. まとめ:保険は備え。内容で選ぶべき理由
火災保険は、「かけているから安心」ではなく、「必要なときに補償が受けられて初めて意味がある」ということを忘れてはいけません。
安さだけで判断した結果、意味を失ってしまっては本末転倒です。
- 補償内容の見直しは今がタイミング
- 費用削減と補償の最適バランスが重要
- 不安があるならプロに相談するのが最善
たくさんのお話を伺っております。
お気軽に火災保険についてご相談ください。
記事担当者:井浪(いなみ)
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