ブログ2026.02.08
情報セキュリティ10大脅威2026で最初に押さえる「個人と法人の違い」と今日からの守り方
Day1:情報セキュリティ10大脅威2026で最初に押さえる「個人と法人の違い」と今日からの守り方
はじめに
「セキュリティって難しそう」「自分には関係ないかも」——そう感じる方ほど、実は狙われやすいです。
理由はシンプルで、攻撃者は“強い会社”より“守りが薄いところ”から入ることが多いからです。
「情報セキュリティ10大脅威 2026」は、2026年1月29日公開で、2025年の大きな事故や攻撃をもとに選ばれています。組織向けは順位あり、個人向けは五十音順(順位なし)で載っています。
本文
個人向けと法人向けで、何が違うのか
- 個人向けは、ネットサービスの不正ログイン、フィッシング、カード不正利用など「自分のアカウント・お金・評判」が狙われます。
- 法人(組織)向けは、ランサム攻撃、取引先経由(サプライチェーン)、ぜい弱性悪用、標的型攻撃など「事業そのもの」が止められたり、情報が抜かれたりします。
同じメール1通でも、
個人は「だまされてお金が消える」、法人は「だまされて会社のお金が動く/取引先まで迷惑が広がる」になりがちです。
2026年の“全体像”:ざっくり10個を一望する
組織向け(順位あり)は、1位が「ランサム攻撃による被害」、2位が「サプライチェーンや委託先を狙った攻撃」。そして3位に「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初選出です。
ほかにも、ぜい弱性悪用、標的型攻撃、内部不正、リモートワーク狙い、DDoS、ビジネスメール詐欺などが並びます。
個人向け(五十音順)は、例えば以下が含まれます:
- 不正ログイン
- フィッシングによる個人情報等の詐取
- クレジットカード情報の不正利用
- スマホ決済の不正利用
- サポート詐欺
- ネット上のデマ・偽情報 等
- ネットサービスからの個人情報の窃取 等
さらに「インターネットバンキングの不正利用」が2026で復活(4年ぶり)と説明されています。
まず最初にやるべき「守りの3点セット」
今日からできて、効果が大きい順にいきます。
ログインの守りを強くする
- 可能なら「2段階認証」をON
- 使い回しパスワードをやめる(特に仕事用)
だまされない仕組みにする
- メールやSMSのリンクは“原則踏まない”
- 公式アプリ/公式サイトを自分で開いて確認する
もしものための復旧を用意する(法人・個人事業主ほど重要)
- 重要データのバックアップ
- 連絡先(取引先・カード会社・社内)の整理
今日のチェックリスト
- メール(仕事・個人)の2段階認証をONにした
- 仕事で使う主要サービスのパスワードを使い回していない
- 「リンクは原則踏まない」運用にした(公式を自分で開く)
- 重要データのバックアップ先を決めた(最低1つ)
- 緊急連絡先(カード会社/取引先/社内)をすぐ出せる状態にした
まとめ+要約
- 2026の10大脅威は、個人は「アカウント・お金・評判」、法人は「事業継続・取引先含む被害拡大」が中心
- 組織向けはランサム・サプライチェーンが上位、AIリスクが初選出
- まずは「2段階認証」「リンクを踏まない運用」「バックアップ」の3点セットから
FAQ(3問)
- Q1. 会社員ですが、個人の対策って本当に必要ですか?
A. 必要です。個人アカウントの乗っ取りが、仕事の連絡先やクラウドに波及することがあります(特にスマホが入口になりやすいです)。
- Q2. 中小企業は大企業より狙われにくい?
A. 逆のケースもあります。守りが薄いと見られると“入口”にされやすいので、基本対策が効きます。
- Q3. AIリスクって何を気を付ければいい?
A. まずは「機密情報を入力しない」「AIの出力をうのみにしない」「社内ルールを決める」がスタートです。
記事・相談担当者:井浪(いなみ):Amazon/Kindle 著者ページ
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