ブログ2025.10.07
体制と運用—ひとり情シスでも回る標準オペレーション
Day6:体制と運用—ひとり情シスでも回る標準オペレーション
はじめに
体制は大きくしないのが鉄則です。
回るリズムを先に決め、役割と当番、テンプレを標準化します。
目次
- 週次90分の定例:パッチ・アラート・アカウント
- 月次の整備:脆弱性確認・バックアップ検証
- 四半期の見直し:アクセスレビュー・演習
1. 週次(90分)
更新確認、主要アラートのトリアージ、入退社アカウント処理。
未解決チケットは期限と責任者を明確化します。
2. 月次
バックアップ復元テスト、優先資産の脆弱性チェック。
テスト結果はダッシュボード化し、経営会議で共有。
3. 四半期
BCP演習(想定:メール停止/SaaS漏洩)、アクセスレビュー会議。
演習後は“学び→是正→再テスト”のサイクルを記録に残します。
まとめ
- 週・月・四半期のリズムで運用を作る。
- 記録と証跡が監査・説明を強くする。
- 演習で非常時の迷いを削る。
FAQ
- Q1: アラート疲れ対策は?
A: 重大度とSLAを定義し、自動抑制・集約を活用。 - Q2: 演習の題材は?
A: メール停止、権限誤設定、端末紛失など現実的なシナリオ。 - Q3: 記録はどこに?
A: 共有ドキュメントで版管理、テンプレを使い回し。
記事・相談担当者:井浪(いなみ):Amazon/Kindle 著者ページ
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