ブログ2025.07.30
不正アクセスの増加に真っ先に備えるべきこと
中小企業・フリーランス・個人事業主が最初に取るべき情報セキュリティ対策
不正アクセスによる被害は他人事ではありません。
2025年にはランサムウェアだけでも世界で4,198件、前年同期比49%増と急増しています
本記事では、最新統計をもとに「不正アクセス」に真っ先に備えるべき具体的対策をご案内します。
1. 不正アクセスの実態と統計データ
IPAの調査では、中小企業でサイバーインシデントが発生した場合、平均被害額は73万円、復旧期間は平均5.8日に及び、うち9.4%が100万円以上の損害、2.1%は50日以上を要したとされています。
また、世界ではSMB(中小規模企業)の61%が過去12ヶ月以内にサイバー攻撃を受け、侵害された場合の平均年間損害額は約164,000米ドル(約2,000万円)に達しています。
さらに、ランサムウェアを含む攻撃件数は、2025年上半期に4,198件報告され、前年同期比49%増と急拡大しています。
2. 狙われやすい脆弱性とは?
- 初期パスワード、使い回しの多用による突破口
- OS・機器・アプリ未更新で既知の脆弱性を放置
- 社員や関係者の低いセキュリティ意識(ヒューマンエラー68%)
- リモートワークやVPN構成の甘さ
3. 真っ先に取り組むべき3ステップ
ステップ1:強固なパスワード&多要素認証
パスワードは12~16文字以上の英数字・記号混在で、使い回しは厳禁。
MFA(多要素認証)を必ず有効にしましょう。
ステップ2:自動更新&脆弱性パッチの適用
OS・アプリ・ルーターなど重要機器の更新を自動化し、脆弱性露出期間を最短化します。
ステップ3:社員研修と模擬訓練の実施
セキュリティ教育・フィッシング模擬訓練を半期ごとに実施し、運用体制を強化。
4. 無料相談のご案内
初期対策でお悩みの方には、当社の「無料相談」をおすすめします。
経験豊富な専門チームが、貴社/個人事業者の環境に応じた最適なプランをご提案します。
- 現状リスクのヒヤリング分析
- 導入優先度に応じた段階施策のご提示
- スモールステップで無理なく改善可能なロードマップ
お気軽に無料相談を申し込みください
記事担当者:井浪(いなみ)
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