ブログ2025.07.28
線状降水帯・内水氾濫リスクと保険料上昇の落とし穴:補償トラブルに注意!
線状降水帯・内水氾濫リスクと保険料上昇の落とし穴:補償トラブルに注意!
最近、線状降水帯や内水氾濫による水害が全国的に増加する中、火災保険料の上昇により、補償内容を知らず知らずのうちに削ってしまっていたという相談が急増しています。
本記事では、補償トラブル事例を交えつつ、戸建て所有者が保険を見直して安心を取り戻す方法を徹底解説します。
目次
- 線状降水帯・内水氾濫の被害リスクと現状
- 保険料高騰でこうなる!補償削減トラブルの実例
- 保険支払データと支払い実績
- 補償を守るための見直しポイント
- 戸建て所有者のための具体的備え
- まとめ:補償と備えを両立する安心戦略
1. 水害リスクと被害の高まり
線状降水帯や内水氾濫による床上・床下浸水リスクは全国的に増大し、戸建て住宅への被害が急増しています。
特にこれからの季節、対策の必要性が増しています。
2. 保険料高騰でこうなる!補償トラブルの実例
火災保険料の上昇に対応するために、最近では補償を絞る契約者が増えています。
しかし、「水災特約だけ外していた」「内水対応が削られていた」など、気づかずに補償を失っていたケースが多発しています。
- 事例1:保険会社から「契約見直し」の案内を受け、補償内容を確認せずに契約を更新 → 水災補償が無効になっていた。
- 事例2:窓口で「値上がり幅が小さくなるプラン」として説明され、実は免責額が大きくなり、少額被害が自己負担に。
これらは、保険料を節約しようとした結果、実際の補償が薄くなっていたトラブル例です。
3. 支払いデータと実績で見る水害の深刻さ
| 年度 | 線状降水帯数 | 内水氾濫件数 | 住宅被害件数 |
|---|---|---|---|
| 2020 | 24 | 95件 | 約8,500件 |
| 2021 | 19 | 90件 | 約9,200件 |
| 2022 | 28 | 110件 | 約10,500件 |
| 2023 | 30 | 125件 | 約12,000件 |
| 2024 | 32 | 140件 | 約14,800件 |
損保協会によると、2024年度の風水害保険支払総額は30社合計で約2兆円超。
4. 補償を守る見直しポイント
- 更新時に保険証券を必ず確認:水災特約や免責額の変化がないかチェック。
- 複数社の見積り比較:補償範囲と保険料のバランスを各社比較。
- 補償範囲を優先:保険料削減よりも水害リスクへの備えを重視。
- 専門家に相談:補償内容や特約についてプロに確認する。
5. 今すぐできる戸建ての備え
- 自治体ハザードマップで内水・浸水リスクを確認。
- 排水設備や止水板、防水シートなど、物理的な備えも整備。
- 非常時の連絡網・避難経路と水・食料の備蓄。
- 定期的に保険契約内容の見直しと更新。
6. まとめ:補償と備えを両立する安心戦略
火災保険料は上昇傾向にありますが、補償を削ってしまっては本末転倒。
線状降水帯や内水氾濫のリスクに備えるには、補償確認と更新時の見直しが不可欠です。
まずは保険証券に目を通し、「補償が今の水害リスクに合っているか」を確認しましょう。
もちろん、わかりにくければお気軽にご相談ください
記事担当者:井浪(いなみ)
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