ブログ2025.07.08
「自社は大丈夫?」と思う経営者ほど最初にすべき情報セキュリティ対策
小さな一歩で大きな安心!経営者向け情報セキュリティ入門
「うちは規模が小さいし…」「業種的に関係ないよね」と思っている経営者ほど、油断が一番危険です。
小さな企業でも個人情報流出やサイバー攻撃で信用失墜や損害賠償リスクに直面するケースが増えています。
じわじわと深刻化する前に、まずできることから始めることで、企業を守る「備えの習慣」が芽生えます。
目次
- なぜ「関係ない」は一番危ないのか
- まず始める:情報資産の棚卸し(すぐできる)
- 基本ルールの明文化と担当者の決定
- 即効性のある社員教育の実施
- 困ったときは専門家へ相談
- まとめ:経営者の“小さな予防”が救う
なぜ「関係ない」は一番危ないのか
中小企業でも2024年の調査では、6割以上が情報セキュリティ事故を経験。
規模が小さい企業ほどセキュリティに自信を持ちすぎて、被害を過小評価しがちです。
油断している隙に被害に遭いやすい構造になっているのです。
まず始める:情報資産の棚卸し(すぐできる)
まずは「うちにはどんな情報があるか」をチェックリストで可視化します。
顧客リスト、契約書、給与データなどを、誰がアクセスできるのかも併せて記録すれば、“小さな漏れ”を未然に防ぐポイントが見えてきます。
基本ルールの明文化と担当者の決定
経営者がトップダウンで「最低限守るべきルール」を3つ決めるだけでも効果あり。
例:
- パスワードを共有しない
- 不要なデータはすぐに削除
- PCの画面はロックを習慣化
責任者を担当させ、進捗を経営判断に組み込むことで“やるべき”が文化になります。
即効性のある社員教育の実施
1回10分でもOK。
メール開封前に確認する習慣や、安全なパスワード構成のポイントなど、やる気を起こす小単位の研修からスタートしましょう。
実例や数字を示すと意識アップに効果絶大です。
困ったときは専門家へ相談
「本格的に整えるにはどうしたらいい?」と思ったら、中小企業診断士やセキュリティ専門家に依頼するのが効果的。
現状分析・対策設計・運用サポートの流れで、無料ヒアリングから始めるのがおすすめです。
まとめ:経営者の“小さな予防”が救う
✅ 「関係ない」と思わず、まずは見える化
✅ シンプルなルールと担当者決めで文化化
✅ 短時間教育で意識づくり
✅ 困ったら専門家へ相談
小さな対策を積み重ねることで、結果として大きな被害や信用失墜を防げます。
今日できる1つを始めて、企業の“無自覚リスク”から脱しましょう。
よくわからないときには気軽に相談を。
記事担当者:井浪(いなみ)
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